Vol.31 かなり違う日本とアメリカのペット事情

日本のペット事情 この公園はペット禁止です! 大型犬との生活

日本と海外のペット事情

ペットの散歩禁止

犬を飼って気づいたことがある。

日本はペット禁止の公園や施設がなんと多いことか。

確かに散歩中にウンチを放置するマナーの悪い飼い主もいる。

しかしながら、犬や猫にはもう少し市民権を与えてもいいのでは?

…と思うことも少なくない。

もともと日本は犬を番犬や猟犬として扱っていたので、欧米と比べてペットとしての歴史は浅い。

だとしても、禁止禁止お断り!ではトホホである。

海外のペット事情

アメリカのペット事情

これはアメリカに住んでいる時に感じたこと。

犬は家族の一員であり、人間のパートナーという位置付け。

子犬のうちに専門のトレーナーに訓練してもらう家が多く、しつけされていない犬の方が少ないようだ。

そんな意識がしっかり根付いているのか、犬もしっかり市民権を得ていた。

ただ飼い犬の多さからか、衛生面を考慮して基本的に海岸は犬同伴禁止のところがほとんど。

海岸線の一定区間にドッグビーチと呼ばれる犬同伴OKのエリアがある。

そんな場所はいつもワンコで賑わっている。

大型犬も家の中で飼われていることがほとんどで、

日本のようなワンルームの狭い家でも、家の中で飼われているのをよく見かけた。

基本的にしつけされている犬が多く、犬と人の間で日常的に起きるトラブルも少なそうだ。

アメリカや欧米のペット事情

ペット含め、動物保護の法律も厳しく定められているのも日本との違い。

犬大国のドイツや欧米各国も、アメリカと同じような環境。

アニマルシェルターなどの動物を保護する施設も整備されているだけでなく、

ブリーダーも免許制でやみくもな繁殖は禁止されている。

またペットショップでも動物の陳列販売は禁止など、動物のストレスや病気を考慮した販売方法が定められている。

ペット環境を含め、動物保護の法整備がしっかり整っている。

日本人って優しい?寛容的?

日本と海外のペット事情

ペット先進国と日本の違いは、犬の飼い方にもみられる。

アメリカでは犬を家で飼うのが基本で、外で飼っている人を見たことがなかった。

犬に対してもおおらかで、ワンコがしっぽでテーブルに置いてある物をなぎ倒しても笑っていた。

いっぽう我が国、日本。

犬の散歩中に気づいたことがある。

道を渡ろうと横断歩道で待っていても、車が全く停まってくれないこと。

ちょっと車の切れ目があり渡ろうとしたところ、停まるどころか速度を上げて制止されたこともある。

運転者は女性だったが、通り過ぎる際に嫌な顔をされたほど。

一方、アメリカでは横断歩道で待っていると必ず停まってもらえる。

しかも笑顔で挨拶されるほど。

その違いはなんなのだろうか。

アメリカは歩行者優先が徹底されていて、交通法でも厳しく取り締まられるようだ。

実は日本にも横断歩道で人が待っている場合は、停まらないと違反だって知ってました?

まぁパトカーでも停まってくれなかったけどね(笑)

日本と海外のペット事情

話は公園のペット禁止に戻るが、、、

やはり公園管理側からすれば「何事も起こらないのを良し」とする、事なかれ主義な対応なのだろう。

さすがに人間と同等に扱えとは言わないが、、、

肩身の狭い思いをせずに犬が遊べる場所が増えるといいですよね。

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