大型犬の去勢について
いよいよ、この日がやってきた。
男としては人生最大の事件となるだろう。
もしぼくが犬ならば、この日を迎える前に我が家から脱走するに違いない。
そう、それは「去勢」。
純粋な血統を持つワイマラナーだけに、去勢するか実に迷った。
色々な人に相談し、ネットでも情報を集めた結果、去勢に踏み切ることとなった。
去勢のメリットとデメリット
メリットは、
・前立腺や精巣周辺の病気が抑えられること
・盛りのつく時期に発情期の興奮やストレスが抑制される
・マーキングやマウンティングの予防
・ヤンチャすぎる性格が落ち着く、かも?
デメリットは、
・子供を産むことができなくなる
・ホルモンバランスが変わり太りやすくなる
ジョイを迎える時点で子どもを残すことは考えていなかったので、子孫繁栄問題についてはクリア。
手術の時期は?
手術の時期については、
精通する前(はじめて精子を出す前)がよいとか、
マウンティング(しがみついて腰を振る)を覚える前とか、
いろいろ聞くが、結局のところ決まりはなさそうだ。
医師に相談したところ、
「大型犬はある程度カラダが出来上がってからじゃないと去勢できない」
とのことで、ジョイの成長を見守りつつ、良いタイミングで行うこととなった。
子犬の頃から診てもらっているので、実際に成育の具合をチェックしてもらい、ついにこの日を迎えることとなった。
ワイマラナーの中でも大柄になりそうな体格のジョイは、成長も早いほうだった。
生後8ヶ月弱、ジョイはオスの象徴を取ることとなった。
医師いわく
「去勢手術は簡単な手術だから、そこまで気を張ることじゃないから安心して」。
とは言っても、男が玉を取られるんだし。
命の次に大切な、、、玉。
去勢手術の当日
手術当日。
手術日は麻酔をするので、何も食べさせてはダメ。
予約時間の朝9時に動物病院へ。
「手術は30分もかからない程度だが、大型犬なので麻酔を2本打つ必要があります。
なので、迎えは午後3時以降でお願いします」
「分かりました。がんばるんだぞ、ジョイ!」
そわそわ・・・な時を過ごし、
午後3時、お迎え。
きっとグッタリしてるんだろう。
「今日は今までで一番優しくケアしてあげるからな」
「玉なんて無くたってお前は男だ!」
などと心で呟きつつ、お迎えに。
「アレ?ジョイ!」
グッタリもしてなければ、悲しい顔もしていない。
いたって普通。
注意点も「激しい運動をさせない」くらいで、特に気にすることもないとのこと。
糸は溶ける糸なので、抜糸の必要も無し。
帰宅後も、いつも通りで食欲も旺盛。
これなら安心‼︎
「それにしてもお前、玉取ったのに元気だなぁ!」
ということで、今日からジョイ子さんです(笑)
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去勢の結果 Q&A
ヤンチャな性格がおとなしくなったか?
→ NO:まるで変わらずヤンチャのままです。
マウンティングはしないか?
→ NO:マウンティング、変わらず大好きです。
マーキングはしないか?
→ YES:もともと家の中でオシッコをしない。(散歩のときは特に気にしていない)
スイッチが入ると手をつけられないほどヤンチャになる性格。
それが治るかも、、、と期待していたが、効果はありませんでした(笑)
まぁ、愛犬は元気が一番!ですね。
今日からわたしはジョイちゃんよ♪…ってちがうか(笑)
「去勢」に関しては、飼い主それぞれの判断が大きいと思う。
なぜなら去勢にはメリットもあれば、デメリットもあるから、それを考慮して決めるのがいいよ。
大型犬はパワーがあるから、発情やマウンティングの圧力もハンパない。
しっかりしつけができるのであれば問題ないけど、我が家は「ワンコの自由さ」も大切にしてくれる家なので去勢に踏み切ったんだ。
去勢後はホルモンバランスの影響で太りやすくなる場合もあるから、しばらくは様子を見たり、お医者さんに相談しながら進めるといいよ♪