肛門腺について
なんだかジョイがお尻を気にしている。
必死の形相でペロペロとなめている。
ふと近づいて見てみると…ムムム!?
「なんだか臭いぞ!
鉄分臭いような…、魚醤のような…、そんな特有の臭いがする」
気になってネットで調べて、たどり着いたワードが「肛門腺」。
肛門腺とは、肛門の左右にある一対の袋で、その中には分泌物が入っている…とある。
この分泌物(肛門腺液)こそが、特有の臭いの原因。
通常、ウンチをする時に肛門腺が圧迫されて、便と共にこの分泌物が排泄される。
しかし犬によってはこの排泄がうまく機能せず、分泌物が溜まってしまう場合があるという。
その場合は肛門腺液を絞り出すことが必要で、動物病院などでも対応してくれるそうだ。
しかしながら、この肛門腺。
犬や動物にとってはどんな意味があるのだろうか?
肛門腺はワンコのプロフィール?
ワンコはこの分泌物の臭いで相手を識別するようだ。
お尻クンクンはこの臭いを嗅いでいたのか!
ということは犬の肛門腺は、人間でいう戸籍情報である。
今で言うならば、Facebookであり、はたまたInstagramなのだ!
そう、犬にとって肛門腺は「情報の渦」である。
肛門のシワは、さしずめ家紋であろうか(笑)
さらに調べてみると、、、
なんとイタチの最後っ屁やスカンク攻撃などもこの肛門腺が関係しているらしい。
イタチやスカンクの肛門腺は他の動物より発達していて、外敵から身を守るための最後の攻撃として使うそうだ。
通りで強烈な臭いがするワケである。
肛門腺が溜まりやすい犬種とは?
おもに小型犬や中型犬、また肥満犬が肛門腺がたまりやすいようだ。
肛門腺がたまってくると、犬はお尻周りを気にするようになる。
小型犬がお尻を床に擦りつけたり、自分の尾を追いかけたりする様子はよく見られる。
ひどい場合は肛門腺が炎症することもあるので、定期的に絞り出してあげると良い。
大型犬は、便と一緒に排出される場合がほとんどで、そこまで気にする必要はないようだ。
たしかにジョイも自分でお尻をペロペロする程度で済んでしまう。
※大型犬といっても個体差があると思います。
なので普段の対応はシャンプー時にお尻周りも洗ってあげる程度でOK!!
ジョイが使っているシャンプーはAPDC『ティーツリーシャンプー』
シャンプーとコンディショナーのセットで毛並みがふわふわに仕上がります♪
問題は肛門腺の臭いがジョイのクッションなどにも付着してしまうこと。
そのタイミングでクッションも洗濯しちゃいます。